反張膝(立位で膝が反りすぎる) 西東京市保谷駅の整体院 西武保谷療術センター

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膝を反ってしまう反張膝をテーマにいたします。

ヒールの高い靴を履くと膝裏が伸びるようになりますが、
これがカモシカのように極端に反りすぎる状態を反張膝と言います。
原因は・・・
・もともと生まれつき関節が柔らかくて立位で反ってしまう。
・腹筋、大腿四頭筋、殿筋が弱く筋肉で立てない。
・前十字靭帯を痛めて伸びきってしまった。
・足の指先を内側に向ける内股で立つクセがある。
 などなど、他にも様々な原因はありますが(^-^;

〇なぜ当院の連動反射療法が有効なのか。5月24日にご紹介で来られた女性を症例とともに反張膝について書きたいと思います。
 
①後脛骨筋が固く足の母指側の骨を内側にひねり上げている。
②アーチの骨がズレて母指を軸とした足首の反る方向がブレている。
 ※足底筋が異常に突っ張っている
③足先が内側を向いてかかとの軸が傾き、脛骨と腓骨の位置がねじれている(内股)。
④膝下の脛骨が内側を向きながら外側にねじれて大腿骨との位置がズレていきます(O脚)。
⑤一時的に靭帯の位置もズレて、ゆるくなり膝関節の前内側がせまくなり後ろ外側がひらいている。
 ※長年このままでいると靭帯は伸びていってしまいます。


 〇施術の手順
 
・脛骨と腓骨(膝から足首までの2本の骨)をねじる事と同時に足首の軸の動きに重要な距骨が斜め前方向にズレて、膝裏の外側の靭帯がゆるんで膝が反っているので、後脛骨筋、前脛骨筋などをほぐしてから距骨を矯正。
・脛骨と腓骨の上下の関節を調整。
 ※この段階で足首は親指方向に背屈出来るようになっています。
・仙骨の前傾角度、腸骨の位置、股関節の可動域を調整して大腿骨の可動方向を調整。
・体幹部の動かしずらさを取り除く。
 ※(例)右足の後方への可動域と上半身の右後ろ方向へのねじれの可動域の改善

 上記を中心に、筋肉を押したりほぐしたり伸ばしたり筋肉に力を入れたりなど施術していきます。


〇術後の状態

 もともと腰の病気によって足への神経伝達に障害が残るという通常ではない状態でしたが、施術4回目には膝裏を突っ張らなくても歩けるまでに変わりました。
継続的に施術していき、今よりも安定して歩行できるようにと、患者様にも納得していただきました。


 反張膝、О脚X脚、股関節痛、膝関節痛、足底筋膜炎、外反母趾など痛みや炎症などは整形外科のドクターによる治療が必要になります。
 と同時に足の動かし方を変えないと、繰り返し痛くなったり、痛くなるたびにひどくなったりする場合が多いです。


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   院長 石関