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しりもちの後のむち打ち? 南大泉20歳代男性 西東京市保谷駅の整体院 西武保谷療術センター

  4日前 音響機器の運搬中に転倒、しりもちをついてしばらくしたあとから首が痛くなり病院に行ったらむち打ちと診断される。

  ①症状
 20kg程の機材を抱えた状態で足を滑らせてお尻から転んだとの事。
転んだ時、背中を打つ様な事はなくその時は首は痛くなかったらしく、後になって腰よりも首が痛くなってきた。今まで整体など施術を受けたことがないが、年に1回は寝違えをしていたとの事でした。
※年に1回の寝違え・ぎっくり腰は骨の位置がズレているので骨格の矯正をする事をお勧めします!
 
  ②身体の説明
 仙骨右側が後方変位していて右腰から右肩甲骨あたりまで起立筋が緊張している。
上半身は左への回転がしづらくなっている。これは仙骨右側と左肩まわりが体幹を絡めて同調しているためでこれは右利きの動きのパターン。話を聞いてみると肘掛けに左肘を置いての作業が多いとの事でした。

  ③施術の説明
 背骨から仙骨までの体幹につくった悪いクセ(かたさによる誤作動)を連動反射療法で解除していきます。
仙骨右側のズレ・腰背中の緊張と左右の肩まわりの動きをチェック!
ほとんどが左肩まわりとの連動を確認。連動反射療法で誤作動を解除するだけで首の左右の回転は痛くても出来るようになる。
うつ伏せに変更して仙骨の動きの悪さが股関節からもあったので股関節を利用しながら誤作動を解除。
背中の緊張やコリをとってから仰向けに変更して首の調整。
首はC5C6が右にズレていて右に回転すると右側の筋肉に痛みを感じる。
C1が右、C2が左、C7が前方にズレている。胸椎T2T3が右に緊張をともないながら右にズレている。
連動反射療法でボキボキさせない調整で頸椎・胸椎を矯正。

  ④施術後の状態
 座位に変更後、首の状態を本人にチェックしてもらう。。。
左右の動きではほとんど痛みはなし!
上と下の動きでは痛みをともなう。座位でC7を後方に調整。胸椎T2T3調整。
C4~C6までのねじれを首を動かしながら無理なく調整。

 可動域はひろくなったが痛みは残る。ここからは痛めた場所へのアプローチによって身体への負担が強くなってくるので、身体が治さないと消えない痛みの場合、いじりすぎると痛みがひどくなる事を説明。
ご本人にも納得してもらい施術終了。

 施術の予定では、首の上下の動きは関節の隙間を狭くするので痛みが消えない事があります。左右の動きで痛みが取れているので2日~4日ほどで感じなくなる予定ですが、1週間こえても痛い場合に再調整をした方が身体への負担がない状態で施術出来るのでお勧めしています。

寝違いも同様に、首の痛みの参考になると幸いです。


    院長  石関