股関節 口角左下がり 右外反母趾ぎみ

 来院されている看護師のお母さんからのご紹介。
最初に来院した平成18年の時は看護学校生。今は立派にお母さんと同じ看護師をされています。時間がたつのが異常に早く感じます・・・(T_T)/~~~

 今日は、以前から同様に疲れると右の股関節に違和感が出るのと、左の口角が下がるのを気にされて来院。


 まず、口角下がりの原因を考えていくと、左肩が前方に入っていく動きがある。これは胸椎右ねじれと腰椎左ねじれ、仙骨右後方位で右の骨盤の後ろが開いて前方にズレている。

 実は、右の股関節につまりが出やすいのとセットのお話でした。

 神経の反射テストでは、左の肺上部の機能低下がある。これがあると、左広背筋下部の筋力が低下してしまいます。肋骨の可動も左上部は固くなっていて呼吸時の動きが少ない状態でした。
 アゴの動きも、右側がガクっと動いていました。アゴに関しては、左アゴ内側にある筋肉が内側に引っ張り、アゴの骨全体を右側にズラす事で右アゴでガクガクしている状態でした。
 あと、利き手は右ですが利目は左と・・・これも首の動きに少なからず影響を与えているかもしれません。

 上半身の一連の連動性の偏りによって、右股関節の動きが悪くなる事で、右足のいわゆる外反母趾の部分にねじれとアーチの動きが固くなっているのも確認。すでに左足親指よりも少しでてきているみたい。将来が心配です。

 
 施術の内容
 左アゴの内側の筋肉は抵抗運動で良!右アゴのガクガクも少し残るくらいまで回復。頸椎1、2右側 頸椎5,6左側 腰椎5-仙骨左側 腰椎1~4までの右側前方位のねじれ など各矯正。

 以上で、身体の違和感はなくなる。がしかし、動きのクセが強いので再発の可能性は高い事を伝えて施術終了。

 皆様もくれぐれも、ほおずえや横座りや足を組むなどお気をつけてくださいm(_ _)m


              院長   石関