肩こりはもんでも治らない?part.1 首こり・肩こり・ひざ痛 60歳代女性

 女性に多い、横座りからくる首肩のこりとひざ痛について。

 足を組んだり横座りをするとなぜ?身体に悪いのか。
 どちらも片側のお尻に体重を乗せないと姿勢の維持ができないので、左右で使う筋肉にかなりの違いが出てしまうのが最大の問題!
 なので、仙骨(骨盤の真ん中の骨)がねじれて腰椎もねじれて傾いて、最終的には目線を真っ直ぐにするため肩を上げたり下げたり、首をひねったり傾けたりして、身体の中心が軸からぶれてしまうので、必要以上に力を入れて支えながら動くので疲れやすくてこりやすい悪循環が出来上がってしまうのです!
 
 これを慢性化と呼んでいて、「肩こりはもんでも治らない!」と言われるゆえんなのです。
 
〇私が首こり肩こりで見るポイント

 ここからは細かくなってしまうのですが・・・
 背骨・骨盤のねじれと角度、股関節の開きにくさ・開きやすさ+前方後方への上げやすさ・上げにくさ、足首の曲げ角度+ねじれ+つま先の向き、肩の位置+腕の角度+ねじり方、首の角度+頭蓋骨の位置、これらにともなう骨のズレと筋肉のこり。
 足踏みをした時の背中のねじれ方(背骨+肋骨の動き)それにともなう足への体重の乗せ方と足の上げる角度+方向。
 これにより身体の行動パターンを読み取って、身体の使っている場所と影響を受けている場所を探していきます。

 肉体疲労のみではなく、目の奥に痛みが出やすいとか睡眠が不安定とか他に神経的な状態をともなっている場合は、神経伝達チェックを行って左右の脳のバランスをみていきます。というのは、弱くなっている側の目の奥が痛くなるのと神経伝達が弱くなるので、筋肉の緊張や支える筋力の低下がおこる為、姿勢が崩れてしまうからです(他にも不定訴訟の原因にもなります)。

 ざっくりとした説明にはなりましたが、次回は首こり・肩こりでお悩みの方々を説明していきたいと思います。



     院長  石関