練馬区 大泉学園町 38歳 美容師 右半身の痛み

 右半身の痛みと右腕に力が入らない時があったり、右目が重く感じる時があったりと、症状がすべて右に集中してる事に悩んでいて、ご紹介で来院されたのが平成25年11月。
 今年に入って施術間隔は1月~3月まで月に1回で、5月、7月と2か月弱はお身体的にもつようになりましたが、やはり違和感や痛みが出るのは左側と変わっていないので、脳内の機能検査を行いました。
 神経反射テストでも右側の方がはっきり鈍く、瞳孔の縮まり方も右の方が弱くて縮めてられる時間も短く、立ち姿勢でも左側へのふらつきも見られる状態でした。
 右大脳皮質の機能低下の可能性が高いと考えて、今日の施術は機能回復から入りました。同じ身体の使い方が続くと、脳内も同じところを使ってバランスを崩してしまいます。

 脳の機能低下というのは病気というわけではなく、例えば、いつも同じ位置で目を使っているパソコンやスマホの場合は、眼球の動きがいつも同じになり、興奮して瞳孔を開き余計な光までも脳に入れてしまいます。そうすると、中脳への刺激が過剰になり、大脳の機能が低下してしまうと、橋・延髄毛様体からの抑制が弱くなりバランスを崩して、目の奥が痛み出したり、目を動かすと痛みを感じたり・・・
 片方の脳の機能が低下する事により、片側のまぶたが下がり瞳孔にかかるようになると反射でまぶたを一生懸命(もちろん無意識です)上げようとして、同側の首・肩のコリが慢性的にでるようになる・・・などなど。

 施術前テストに出ていた事も改善していて、ご本人もその違いを体感して頂きました。
 機能回復後の方が筋肉に出ていた緊張も落ち着いていて、筋肉と骨格の調整も行いやすく、これでもみかえし等の心配もなく施術は無事終了。

 家庭と仕事と子育てと、忙しい毎日を戦っている方は、男性女性関わらずお身体に注意して頑張ってください!

      院長  石関