西大泉 左股関節回り~左足外側への痛み 80歳代女性 

 今日は、元気で活発な80歳代のお姉様のお話です。
 両足の外反母趾の手術をしていて、更に昨年腰部3か所の圧迫骨折をしてしまい、身体が傾いてしまい、左足外側にシビレ的な痛みが出ていて杖をついて来院。最初に来られたのが今年の2月、本来活発で活動的らしく、このまま痛みで動けなくなるのが嫌との事。
外見的にも70歳前後に見えるくらいパワフルな感じで、パソコン教室に行きながら当院でも身体の管理をしていきたいとの事でした。

 圧迫骨折があるので姿勢を変えていくのに神経をかなり使いましたcoldsweats02
技術としては、重心位置とひねり・傾きを変化させるためにリリーステクニックや相手の動きを利用した安全な方法を選びました。2月に来院されてから楽にはなってもしばらくすると、また痛み出すを繰り返していました。2か月たった頃から前かがみの姿勢がなくなり、杖を使わなくても歩けるところまでに回復!左に傾くのがなかなか・・・・。ただ、前かがみが消えると傾きも少なくなるので、以前よりつらくないとのこと。
 左側の筋肉をもっと使いやすくして支える力をアップさせるために左大脳皮質の機能を高める施術を行う。するといい反応があり、左側への体重移動が小さくなってきた!この変化により、筋力を正常に出せるようになり歩き方の左右のバラツキが小さくなり、最近は立ち続けたり歩きすぎなければ、つらさはそれほどでもなくなったとの事!

 やりたい事が出来るお身体の為に、お身体に負担にならないテクニックでしっかり施術していきたいと思います。

  
            院長   石関